2025俳句甲子園 (書肆アルス)
第2会場 (聖マリア女学院高等学校:興南高等学校B)
青田風オルガン工房より生まれ 聖マリア女学院高等学校
○塩飴に塩がぽつぽつ青田中 興南高等学校B
(○印は3句戦の結果でこの2句の優劣ではない。)
夏の季語「青田」が兼題の2句である。聖マリア校の句は、オルガンの構造をよくは知らないのだが、足のペダルを踏み風を送り音を出しているものと理解している。そういうオルガンを作る工房から連想を飛ばし青田風もそこから生まれると句にしたわけだ。対して興南校の句は、塩飴に塩がぽつぽつあることに青田中で気がついたと句にしている。
聖マリア校の句は、すこし理屈っぽくなってしまった上に中八であった。興南Bの句は塩飴の食感に絞った表現である、下五「青田中」の状況説明が曖昧ではあるが、聖マリア校よりは締まった句になったと、私は思うのである。








