Ryo Daimonji Blog 『芭蕉の風景』を読む
『芭蕉の風景』(下)小澤實p268『ひととき』ウエッジ2016/9『新芭蕉俳句大成』明治書院p2
青くても有べきものを唐辛子 芭蕉
いきなり難しい。句意から考えてみよう、考えると言っても出鱈目に推測するだけですが。
種類にもよるが唐辛子の青いのは辛くって食べられたものではない。でも仕方が無い、この季節にとれたあるものを頂こう。と味は二の次にして新鮮な唐辛子の季節感をよし、とする句意と解した。
果たして、「唐辛子は青くても趣があるものだから、そのままでもいいのに、こんなにも赤く色づいてしまった」と、唐辛子の趣きはかすったようだが、赤くなる種の色のことでしたか。
ryoueda2022
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