Ryo Daimonji Blog
あそび来ぬ鰒釣かねて七里迄 芭蕉
まず、この句のふぐ(魚編に豕)の漢字は私の辞書では見当たらなかった。当て字で失礼します。句意は比較的平易である。「遊びで鰒釣に出かけたが釣れず、ついつい七里までも来てしまいました」ほどに解した。七里と言えば28キロ。川遊びの距離は夢中になればそれこそついつい歩くものではあるけれど、近くの町までを考えてみると驚くほど遠い距離である。是非とも俳句にしなければ治らない。
あそび来ぬ鰒釣かねて七里迄 芭蕉
まず、この句のふぐ(魚編に豕)の漢字は私の辞書では見当たらなかった。当て字で失礼します。句意は比較的平易である。「遊びで鰒釣に出かけたが釣れず、ついつい七里までも来てしまいました」ほどに解した。七里と言えば28キロ。川遊びの距離は夢中になればそれこそついつい歩くものではあるけれど、近くの町までを考えてみると驚くほど遠い距離である。是非とも俳句にしなければ治らない。
この句は芭蕉と木因との宮宿と桑名宿との伊勢湾を渡る『野ざらし紀行』の中で詠まれる「七里の渡し」であった。伊勢湾を渡る遊びであったとは道理で七里、遠いわけである。
ryoueda2022
がしました