Ryo Daimonji Blog   


小鳥死に枯野よく透く籠のこる  飴山 實

 鳥であれ犬であれ飼っていたペットが死に、その籠や小屋が残っているのを見るのはとても辛いことだ。その寂しさ、空虚さを「枯野よく透く」と選ばれた言葉に、暗くもなく重くもない小鳥の死の認識がある。そう、そんなことは小さなこととして僕達は生きてるんだ。