2025俳句甲子園 (書肆アルス)
第4会場
○旧姓のままのジャージに青田風 (星野高等学校A)
バンパーの凹みに煮え湯青田風 (山形県立山形東高等学校)
(○印は3句戦の結果でこの2句の優劣ではない。)
ジャージの姓が旧のままという星野校Aの句に、高校生で離婚復氏とは思えない、とすると親のそれによる氏の変更のことと読んだ。俳句とは人生を詠むという本質的側面がある。様々な環境を詠んで瞬間、作者の声が聞こえるような句に到達することもある、それを目指してとは言はないが、これを俳句に詠んだ作者はきっと大丈夫と思う。
バンパーの修理を俳句で試みている山形東校は、その行為と青田風との季感のずれを素晴らしくハイブロウに捉えている。








