Ryo Daimonji Blog

雑炊に非力ながらも笑ひけり  虚子

 雑炊をおいしく食って笑うのに己が非力であるか否かなど関係ない。そういう瞬間まで己の甲斐性なさを意識している。そういうことって俳句をやるような人間にはあるのかもしれない、僕にはある。