Ryo Daimonji Blog

白雲と冬木と終にかかわらず  虚子

 冬の空気が冷たく澄んでわたるなか、白雲と冬木が凛とありそれぞれが誇りを持って存するようにみえる。両者は終にかかわりを拒んでいるかのようだ。かくあたい、虚子翁は誰かに対してその思いを強くしたところだ。