Ryo Daimonji Blog

明けぼのやしら魚しろきこと一寸  芭蕉

 夜明けの空が明るんできた時、一寸ほどの白魚が河口にきらり見える。春の明けに見るさわやかな一瞬を白魚の小ささに詠んだ。この命、アニミズム俳句と言っても良いだろう。