Ryo Daimonji Blog

眉の根に泥乾きゐるラガーかな   三村純也

 ラグビーの試合の最中に泥が眉毛の眉間のあたりについて乾いている。その一部分を詠みだすところに俳味が存分に出た。が、下五かな止めだが「かな」の「詠嘆・感動」の終助詞とは質が違うように思うのだが、あわてて基本書の頁をくるのである。