Ryo Daimonji Blog
あられせば網代の氷魚を煮て出さん 芭蕉
網代の氷魚(あじろのひお)とは、鮎の稚魚である氷魚(ひお)を網代で捕まえたものを指します。網代とは、竹や木で川の流れをせき止めるように張られた装置で、魚を捕まえるために使用されました。氷魚は琵琶湖や宇治川などで多く産出され、秋から冬にかけて漁獲される稚鮎のこと体が透き通っていることからその名が付けられています。(以上ネットでAIによる、とありました。)
不意に降る霰は雪ほどに風情を感じないが、だからこそ芭蕉翁はそれを機に氷魚の煮物を句に詠まれたものと思う。私なんぞはそれを肴の熱燗を思いたまらんのであります。