Ryo Daimonji Blog

重き書は手近に置いて冬籠  佐藤紅緑

 一読、「重き書」の意味に迷った。自分にとってとても意義深く精神的に重い本てある。そういう本のことかと思ったのだ。ところが、解説を読むと重量のこととしてあった。なるほど、そういう生活感て俳句ではある。

 しかし、恋愛論とかそういう重い本と捉えるか、重量と当たり前に捉えるかは、第二芸術論の否定、肯定の傾向に別れるのではないか、いや今俳句史の本を読んでるもんでつい。